任侠書房  今野敏

任侠書房 (中公文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。頭を抱える日村と梅之木書房の運命は?「任侠」シリーズ第一弾(『とせい』を改題)。

 これが、シリーズの第一弾だったのね。組長すごいわ。懐深すぎ・・・だけど、ビンタ怖い。日村さんもほんとに苦労性。だけど、この組長の所にいれば、何だか人生楽しい気がする。シノギと堅気の狭間で問題を起こさずにいきていくのには、相当な気合が必要なのね。ここまで若い衆に教育出来てんだから、普通に会社勤めできそうだけどな。

 表紙の組長のほっぺがほんのり赤いのがかわいい。
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

金曜日の本屋さん  名取佐和子

金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)
内容紹介
ある日、「北関東の小さな駅の中にある本屋は“読みたい本が見つかる本屋"らしい」という
ネット上の噂を目にした大学生の倉井史弥。
病床の父に以前借りた本を返すように言われたが、じつは失くしてしまっていた。
藁にもすがる思いで、噂の駅ナカ書店〈金曜堂〉を訪ねる彼を出迎えたのは、
底抜けに明るい笑顔の女店長・南槇乃。倉井は南に一目惚れして――。
人と本との運命的な出会いを描くハートウォーミングストーリー、開店!

 主人公の倉井君の、とにかく自信のなさに、まだ慣れないな。ほんとに三者三様のスタッフのいる本屋なんて、楽しそう!
ただ、なんとなく気になるのは、本屋の片隅で調理したら、本に匂いが沁みつくのではないかと。図書館の本でも、ものすごくたばこくさい本があるもんね。そういう時は読みたくても読まずに返却します。集中できないから。本の消臭装置とか図書館にはないのかしら。

 あ~感想。こんなに在庫かかえてほんとに大丈夫なのかしら。まあ金持ちの道楽だろうけれど。少しでも在庫を減らして欲しい。管理が面倒くさそうという思いがありすぎてモヤモヤしてしまった。
 後は「ジンさん」の真相。早く知りたい。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

拝み屋郷内 花嫁の家  郷内心瞳

拝み屋郷内 花嫁の家<拝み屋> (MF文庫ダ・ヴィンチ)
内容(「BOOK」データベースより)
拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった。忌まわしき怪異譚をここに開陳する。“花嫁が必ず死ぬ”といわれる東北の旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、幾度も不可解な現象に悩まされる―。戦慄の体験談「花嫁の家」と、「母様の家」の連作2篇を収録した怪談実話集。

 あ~怖かった。声を上げたのは先輩と相談者の千草の死。もう、ほんとかよ~と。
海の向こうからくる、恐ろしい物も理解できたし。それにしても表紙の花嫁が怖い。顔が真っ黒なんだけど、こちらの気持ち次第では、何かが浮いて出てくるような気配。

 だけど、この花嫁のエピソードは終了ではないよね。何だか続いていくような気がしないでもないんだけど。

 因果な商売なんだろうけれど、くれぐれも命だけは取られないようにがんばって拝み屋を続けていって欲しいです。先輩の分まで。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

みかづき  森絵都

みかづき
内容紹介
【祝】2017年本屋大賞第2位!!
【祝】王様のブランチ ブックアワード2016大賞受賞!!

「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」
昭和36年。人生を教えることに捧げた、塾教師たちの物語が始まる。
胸を打つ確かな感動。著者5年ぶり、渾身の大長編。

小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、
塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。

 すごい。子供たちの教育に心血そそぐ人々が、学校の教師ではなく塾の講師にもいて、そこに光をあてていることに。
確かに教育方針ってコロコロとよく変わりそれの煽りは、やはり子ども達が。だけど、教育には「これで正解」という終わりはないし。
この世が続く限り教育の試行錯誤を繰り返していくんだろうな。子供たちが将来、困ることのないよう、恥じることのないような教育を続けさせていってほしい。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

私の幽霊  朱川湊人

私の幽霊
内容(「BOOK」データベースより)
故郷に住む高校時代の同級生・聡美から「あなたの幽霊を見た」と告げられた“ニーチェ女史”こと雑誌編集者・日枝真樹子。帰郷して幽霊が出たという森の近くまで行くと、そこには驚きの光景が…。怪しき博物学者・栖大智と不思議すぎる女・曲地谷アコとともに、常識を超えた事件の謎に挑む。切なさ×不思議全開ミステリー

 「曲地谷」。出ましたね。ここで出会えるなんて。だけど、正直いらなかったかな。苦しい時の神頼み的な存在なんて。

 科学で割り切れない世界を科学っぽく解決してくれましたけれど。なんだか「曲地谷」関連は出して欲しくなかった。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

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かえすけ

Author:かえすけ
ほとんど読書感想になっていない気が・・・。

読書をしていると、それから連想される事物が頭を占領してしまう事もしばしば。

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